恥ずかしながら、これは認識不足でした・・・って話。
世界の最先進国、米国で裏庭農家が増えていて注意喚起が必要!なのだそうです。
裏庭農家(buckyard poultry)なる言葉が登場するとき、「インドネシアやエジプトやベトナムの途上国では零細農家が裏庭で鶏を飼っていて、人間と密接に接している。さらに非イスラム圏では豚も加わり、ウイルス交雑の温床になるから、何とか対策せねば」という文脈が定番です。
ところが、これらの国々とは対極にあるはずの米国で、趣味的要素の裏庭農家が増えていて、一般の人々が鶏を飼うということが増えていて、バイオセキュリティの立場から憂慮されています。
近年、米国では食材への直接アクセスを求めて(要は自然食ブーム)裏庭で鶏を飼うということが年々ポピュラーになってきている。裏庭で(素人によって)飼われる鶏が増えるにつれ、鶏の健康状態について注意がより重要になり、U.S. Department of Agriculture's Animal and Plant Health Inspection Service's (USDA/APHIS)はバイオセキュリティーに関するキャンペーンを更新。
あなたが鶏を飼っている目的が、鶏肉だろうが卵だろうがフェアやフェスティバルで見せびらかすことだろうが、多数だろうが数羽だろうが、その健康が第一優先です。
飼育場所を十分なスペース確保し、清潔にしましょう。えさや水を(ほこりが入らないよう)覆いましょう。えさや水は毎日取り替えましょう。野鳥との接触がないよう、侵入者に注意しましょう。
いくつかの国では、高病原性鳥インフルエンザが発生しています。その症状は・・・(略)・・・
低病原性鳥インフルエンザは米国でも発生しています。
以下、鳥インフルの症状や注意事項が細々と並ぶ。
この、当局 (USDA/APHIS)の注意事項を読んで、なんか怖くなった方も多いと思います。
こういう事を注意しなければならない(=こういう事を知らない、言われて初めて知った)アマチュアが裏庭でテキトウに鶏を飼うケースがどんどん増えている・・・それをフェアに持っていって見せびらかす・・・
つい昨日、香港市民は活きた鶏からスーパーの冷凍冷蔵ものにシフトしていることを紹介したばかりですが、中国南部のリスクが低下傾向な反面、これはひょっとして、次の「新型インフルエンザ」は米国発なのかもしれません。
ソースは6月3日付agrimarketing↓
http://www.agrimarketing.com/show_story.php?id=60760
AS BACKYARD POULTRY BECOMES POPULAR, USDA ISSUES ASIAN FLU PREVENTATIVE MEASURES
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私も幼少のころ、鶏小屋の前で長時間すごしていた思い出があります。子供には楽しいんですよね