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科学との正しい付き合い方 (DIS+COVERサイエンス 2) 新書 – 2010/4/15

3.9 5つ星のうち3.9 20個の評価

Dis+coverサイエンス創刊第2弾は、なんとなく難しそうで近寄りがたいイメージのある
「科学」とのゆるいかかわり方、楽しみ方について、
文系と理系の間に立ち、サイエンスコミュニケーターとして活躍してきた
内田麻理香さんが語るものです。

「私はもともと科学アレルギー」「科学なんか、別に知らなくていい」
よく聞くこんな話。それって、ほんとうでしょうか?
そもそも、そう思い込んでいるだけ?
その結果、自分の視野が狭くなっているとしたら?

あたりまえを疑うことから、科学との付き合いがはじまります。
身のまわりにあふれている科学技術の種を拾うだけで、
「新しい扉」が開かれ、あなたの毎日は変わることでしょう。

文系目線の、文系のための科学リテラシー本の決定版の誕生です。
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商品の説明

レビュー

小さい時から科学好きで、理系のつもりだった私ですが、これまで最も「科学のすごさ」を感じたのは、学校でも研究室でもありません。
晴れない気分で過ごす毎日から抜け出せないか……そんなことを考えていたとき、ふと身近にある科学の存在に気づいたのです。
私たちの生活は、科学のキーワードでつながっている。それがわかってからは、日々「科学の種」を見つけることが楽しくなりました。
科学が私に新しいモノサシを与え、視点を変えてくれたのです。
専門家でなくても、科学の楽しみ方はある。少し変わった科学の見方かもしれません。
でも、本書がひとつの「科学のお作法」として、みなさんに届くことを願っています。 --著者よりコメント

著者について

内田麻理香(うちだ まりか)

サイエンスコミュニケーター・サイエンスライター。
1974年千葉県生まれ。東京大学工学部応用化学科卒、同大学大学院工学系研究科応用化学専攻修士課程修了。
同大学院博士課程進学、日本学術振興会特別研究員(DC1)。
2005年に処女作を出版したのち、サイエンスライターとなる。
2007年に東京大学工学部広報室特任教員に就任、その後独立。各種媒体を通じてサイエンスコミュニケーターとして活動中。
主な著作は、『カソウケン(家庭科学総合研究所)へようこそ』『恋する天才科学者』(ともに講談社刊)。
主な出演番組は「世界一受けたい授業」(日テレ系列)、「すイエんサー」(NHK教育)。2009年より東京大学大学院学際情報学府博士課程在籍中。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ ディスカヴァー・トゥエンティワン (2010/4/15)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/4/15
  • 新書 ‏ : ‎ 288ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4887597932
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4887597938
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.6 x 2.3 x 17.3 cm
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 20個の評価

著者について

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内田 麻理香
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 東京大学工学部応用化学科卒、同大学大学院工学系研究科応用化学専攻修士課程修了。同大学院博士課程進学、日本学術振興会特別研究員(DC1)。2005年に処女作を出版したのち、サイエンスライターとなる。2007年に東京大学工学部広報室特任教員に就任、その後独立。各種媒体を通じてサイエンスライターその他で活動中。2009年より東京大学大学院学際情報学府博士課程在籍中。

 主な出演番組は「世界一受けたい授業」(日テレ系列)「すイエんサー」(NHK教育)。2012年より(独)科学技術振興機構科学コミュニケーションセンターのアソシエイトフェロー。2013年より毎日新聞の書評員を務める。

カスタマーレビュー

星5つ中3.9つ
5つのうち3.9つ
20グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年8月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分を科学者の末端かつ非専門家と呼びつつ、一般の人間にも科学リテラシーを広めたいという思いで書かれた、読みやすく楽しい本。人はなぜ科学が好きになるのか、嫌いになるのか、といった学校教育や子供時代の分析もある。また、日本の科学の中心になっている人たちが科学を広めることにおける問題点、ノーベル賞などの教条主義的な点、非専門家や一般人が科学を楽しいと思いリテラシーを身に着けることにどのような意味があるかなど、いろいろ語ってくれる。

なにかの専門性を身に着けている読者なら、自分の専門に対する熱意がそもそもなぜ形成されたのか、教育過程や自分の子供時代などを思い起こしたり、自分の専門が一般の人にも広がったらどのようなメリットがあるのかなど、いろいろヒントを得ながら読み進めることができるだろう。

著者は自分を非専門家と呼ぶが、一般人の目から見たら専門家のように思える。著者が自分でやっている研究所における活動などの描写もあり(テレビ出演、著書出版など幅広く活動されている)、楽しく面白く読める。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年2月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子どもたちの理科離れが問題となってから20年以上経つのではないかと思います。
これが、国や地域社会の科学技術の発展のブレーキになり、産業が廃れていくことにもなりかねない危機的なことであると痛感します。

高等学校でも、教員も生徒も、身の回りの科学的事象・事物と向き合い、新しい知識を身につけたり、自分の意見を周りの人に伝えたりする機会を提供するように努力を続けています。高等学校の経験が、それぞれの人の中で生きてくれることを信じながら。
私自身も、この社会で科学に関心を持っている人を増やし、科学的思考を身につけて生活の中で生かしていこうとする人を増やしていくのは、難しさを感じます。その難しさの原因をしっかり考えさせてくれるのが、この1冊です。
もちろん、この1冊で答えが出るわけではありません。ただ、周りの人に科学の楽しさ、おもしろさを伝えようと日々努力をされている方々の心構えに反省点があるのは事実であることには共感します。伝えようとしつつバリアを作っている研究者・各学校の教員は、日本社会に多くいらっしゃるように思います。私自身も、新しく意味のある一歩が踏み出せるよう、自分自身のあり方を考えていきます。

研究職の方、学校関係者の方、科学技術の分野に携わる方、科学技術系の進路を考えておられる学生の方に読んでいただきたい1冊です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年5月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
何気ない日常生活にも科学は使われています。
日々の生活で、物事をたまには科学的により深く考える習慣をつけるたまに是非一読を!
2018年4月24日に日本でレビュー済み
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未使用品かなと思われる状態の良い本でした。受業の参考書として購入しました。
2010年5月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
科学教育にかかわる人の多くは科学好きの人だろう。でも,好きだから見えなくなってしまうこともある。それらを見逃さないために,科学教育にかかわるすべての人に,この本を読んで欲しいと思った。

娘は,高校で理科が苦手になった。中学の頃は,先生が言うことを覚えていけば,それなりの優等生になれた。でも,「科学的知識」だけでは高校の理科についていけなかった。ただ,きちんと教えようとしすぎてもマイナスになることもある。このように考えると,教師もなかなか大変だ。

“世界一でなくてはいけないのか”という蓮舫議員のことばに,「科学教の信者」であるわたしは熱くなった。そんなことは当たり前だ,と思った。でも,しばらくして,熱が冷めてくると,「異端」の魔が差してきた。

また,ノーベル賞科学者の記者会見は,科学的な説明になっておらず失望した。わたしはいまでも「科学教の信者」ではあるが,この件に対する思いは,著者とかなり近い。

「科学教」に対する「異端」の心は,いわゆる文系の人たちとのやりとりで生まれてきた。特に,物理がさっぱりわからなかったという家人とは,意見が合わないことが多い。でも,よく考えてみると,自分の危うさが見えてくることも少なくない。

著者の考えと異なるところもある。わたしは「科学技術」ということばを好まない。「科学」と「生活」を結びつけようとすると「技術」が必要になるが,文化としての「科学」が定着して欲しいと願っている。また,わたしは酒の席でも血液型と性格の関係は否定する。根拠のないことで差別が生まれる危険があるからだ。

なお,異なる考えを知ることが,自分自身を疑ってみる機会になる。この本はきちんと書かれているからこそ,しっかりと考えることができるのだと思う。読みやすい本でありながら,考えさせられて頭が整理されたと感じた。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年5月25日に日本でレビュー済み
この本では、初級編、中級編、上級編と分けられていて、

初級編では、「科学」って聞くと、食わずぎらいのように、
苦手意識をもつ人も多いけど、科学って、日常的な、身近な生活にも
関係するものなんだし、苦手意識をもつ必要はないんですよ、という話。

中級編では、「科学リテラシー」の身に付け方として、
疑うことが大切ですよ、わからないことは知ったかぶりをするんじゃなくて
わからないことをまず認めて、質問もどんどんしましょう、という話。

そして上級編では、科学と上手に付き合うために、ということで
3つの視点を紹介している。

時には科学者のことを批判などもしつつ、すっごく真摯に書かれた本。

だけど、ある程度、科学リテラシーとか、疑似科学とか、
サイエンスコミュニケーションに関する本を読んだことがある人には、
あまり新味はないと思う。

あと、瀬名秀明さんが書かれた書評も参考になると思います。

[...]
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年5月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本をあえて一言で表現するとしたら、「科学技術の啓蒙書」である。
しかし、その中には著者の経験と知識、それらに裏打ちされた洞察力が
込められている。共感できるところも多く、一読する価値は十分にあるだろう。

一方、本書では「科学リテラシー」と言う言葉が頻繁に登場する。これこそ、
「科学アレルギー」が生まれる要因の一つであると思う。著者の意図が
図りかねるところだ。

また、著者も認めているところであるが、同じ文章の繰り返しが多い。
「文」は「水が流れるが如く」あれ、これは次作に期待したい。

同世代として著者の活動を応援したいと思います。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年4月21日に日本でレビュー済み
科学との付き合い方。というタイトルを見て思うことは、
われわれは、日々科学と付き合っているということ。
電気もつくし、水道水飲めるし、インターネットも使えるし。

ともすると、当たり前すぎて存在を忘れてしまいそうな
科学と、いつも付き合っていることに、気がつかせてくれる点に
本書の一つの意義があるように思う。

本書構成を勝手に要約してまとめると
1)科学嫌いが生まれるわけ
2)科学に詳しくなるために必要な「疑う力」
3)そんな科学との付き合い方
という流れ。

それぞれについて、著者の多数の参考文献に
裏打ちされながら書かれている。
行政の資料から、流行りのマンガまで幅広い。

2)の、「疑う力」が大切という主張が、
個人的には印象に残った。
ここに、大多数の日本人と、科学の調和点があるように思う。

あえて難点を挙げるとすれば、
やや主張が見えにくいところ。

文の構成でいくつかの場面で、
「問題提起→資料の提示」と、
著者以外の方の資料にて論を進めているところが散見されるが、
著者自身の主張・メッセージが見えず、残念である。

科学との正しい付き合い方とはいうものの、
今日も明日も付き合っているのである。

よくわからなくても問題が生じないように、
先人は匠に、親切に、時に、ずるがしこく、
技術を組み立ててきた。

それを、知るか、知らないか、は自分次第と
肝に銘じた。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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