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【予告】あすから北海道立体表現展 札幌の3美術館で順次開催

2010年05月14日 20時28分00秒 | 展覧会等の予告
 2001、03、06、08年と開かれてきた「北海道立体表現展」も、5度目となる今回が最後だそうです。
 狭義の彫刻にとどまらず、インスタレーションやいろいろな造形の作家が集まって「北海道美術に新たなベクトルを創出したい」と行われてきたこの「立体表現展」、最終回は、なんと、札幌にある三つの公立美術館をすべて使うという、前例のない取り組みです。


本郷新記念札幌彫刻美術館(札幌市中央区宮の森4の12)
2010年5月15日(土)~6月27日(日)10:00~5:00(入館~4:30) 月曜休み
ワークショップ「枝で造形『アートな鳥の巣!』」は6月19日(土)2:00~4:00
(対象は小学生15人。要予約、保護者同伴、無料。6月15日締め切り)

道立近代美術館(札幌市中央区北1西17)
5月29日(土)~6月6日(日)9:30~5:00(入館~4:30) 月曜休み
ギャラリートークは5月30日(日)1:00~2:00、ワークショップ「枝で造形『アートな鳥の巣!』」は同日2:00~4:00
(ワークショップの対象は小学生30人。要予約、保護者同伴、無料。5月25日締め切り)

札幌芸術の森美術館(南区芸術の森2)
6月4日(金)~13日(日)9:45~5:30(入館~5:00)
※中庭は4月24日(土)~、前庭は5月28日(金)~
ギャラリートークは6月5日(土)2:00~3:00、ワークショップ「自然木で造形!『ゆらゆらアート!』」は同日3:00~5:00
(ワークショップは小学生20人が対象。要予約、保護者同伴、無料。6月1日締め切り)

※入館料は、3館共通券1000円(大学生700円)。1館券は一般700円(札幌彫刻美術館は200円)、大学生400円(同100円)。各会場とも65歳以上、障碍者手帳持参者は無料


 このうち、本郷新記念札幌彫刻美術館は、56人の小品展。
 道立近代美術館には、
荒井善則、池田緑、泉修次、伊藤明彦、梅田マサノリ、加藤宏子、国松希根太、齋藤健昭、櫻井亮、下沢敏也、菅原尚俊、杉田光江、鈴木隆、千代明、高橋昭五郎、武田享恵、千葉有造、中江紀洋、仲嶋貴将、野又圭司、長谷川裕恭、端聡、藤本和彦、松田郁美、山田吉泰、山本美沙、山本良鷹、吉田茂、渡邊希

 札幌芸術の森美術館には、
阿地信美智、阿部典英、伊賀信、柿崎熙、國松明日香、熊澤桂子、坂本正太郎、佐々木けいし、澁谷俊彦、田村陽子、富原加奈子、野村裕之、伴翼、藤井忠行、藤沢レオ、藤田尚宏、松井成樹、毛内やすはる、森川亮輔

 札幌芸術の森美術館 前・中庭には
伊藤隆弘、ダムダンライ、楢原武正、韮沢淳一、林弘堯、原田ミドー、山田良、渡辺行夫

の各氏が出品します。

 また、6月5日(土)には、3美術館をまわる無料のバスが運行されます。
 道立近代美術館の西門を午後0時半にスタート、札幌彫刻美術館1:20発、札幌芸術の森美術館2:00着、同3:15発、地下鉄南北線真駒内駅3時半着という順路です。
 5月20日から予約受け付け、先着40人で締め切りです。


 いわゆる狭義の彫刻家はもちろん、現代アートの作家、さらに生け花出身作家や染織家、ガラス作家もおり、非常に多彩です。札幌圏が多いですが、十勝、オホーツク、釧路、旭川の作家もおり、全道にわたっています。
 必見の展覧会だと思います。


2006年
2003年
2001年


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
搬入展示作業 (うさぴょん)
2010-05-15 12:41:27
展示スタッフとして22日早朝 芸森に出かけます。天気が良いことを祈りながら(笑)
私は展覧会の裏側というか展示作業とか展覧会企画の過程にとても興味があります。良い経験なるといいです!そして作家さん達の展示仕事の様子も観ていて面白いです
うさぴょんさん、こんにちは (ねむいヤナイ@北海道美術ネット)
2010-05-15 21:51:24
展示スタッフですか、お疲れさまです。
でも、めったに体験できないかもしれないですね。
裏方、しっかり観察してみてください!

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