ヤフーのニュースは頻繁に更新されていますが、それは全て手動で行っているとのこと。
掲載する記事の選別から、見出しの付け方まで、実際の場面を振り返りながら裏事情を紹介しています。
話のネタになります。
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ヤフー・トピックスの作り方 (光文社新書 454) 新書 – 2010/4/16
奥村倫弘
(著)
◎ひと月の閲覧数が 45億ページ、ひと月の訪問者数が6970万人----今や日本最大級のニュースサイトと言っても過言ではないヤフー・ニュース。なかでも13文字×8本のニュース見出しを中心とした「トピックス」は、絶大な影響力を誇る。ニュースサイトは数あれど、なぜ「ヤフー・トピックス」は圧倒的なひとり勝ちができたのか? なぜ新聞やテレビを凌駕する媒体力を得ることができたのか? ついクリックしてしまう13文字の作成ノウハウ、そしてジャーナリズムとビジネスを両立させることの苦悩を、当事者自らエピソード満載で書き下ろす。
【見出し抜粋】
トピックス編集部の1日/ニュースはきっかけに過ぎない/リンク集としての側面/自ら書かずにニュースを扱う思い/情報が整理され集まることで力が生まれる/なぜ13文字なのか?/余計な修飾語句はつけない/本文のバリューが見出しを決める/「!」は使わない/硬軟のバランスを違和感なく保つには/8本の並び順/読まれるジャンル、読まれないジャンル/トピックスでは届けられない温度感/「お弁当作っただけでヤフートップですよw」/ジャンクフード・コンテンツの方が読まれる現実/トピックスに取り上げられるには
【著者紹介】
奥村倫弘(おくむらみちひろ)
1969年大阪府生まれ。92年、読売新聞大阪本社入社。福井支局、奈良支局、大阪経済部を経て、98年、ヤフー株式会社入社。現在、R&D統括本部編集本部メディア編集部長。
- 本の長さ205ページ
- 言語日本語
- 出版社光文社
- 発売日2010/4/16
- ISBN-104334035582
- ISBN-13978-4334035587
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登録情報
- 出版社 : 光文社 (2010/4/16)
- 発売日 : 2010/4/16
- 言語 : 日本語
- 新書 : 205ページ
- ISBN-10 : 4334035582
- ISBN-13 : 978-4334035587
- Amazon 売れ筋ランキング: - 205,671位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,013位光文社新書
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年10月10日に日本でレビュー済み
Yahooトップにあがるニュースのトピックス(=見出し)は、 選別及びタイトルは手動で行われており、その編集方針をまとめた新書。
なのでIT志望というよりは、編集・記者志望の人にこそ読んでもらいたい。
とはいえ、「ただの中の人紹介じゃないかよ!」と思う可能性は無きにしもあらず。
なので、あくまで事例集として読むことが肝要。これをただ真似るのは愚策。
そもそも、編集という仕事は所謂「憧れの職業」にも関わらず、 まったく潰しが利かない職業のひとつ。
「編集」という仕事がどのような方針で行われているのか、ヤフートピックスにおける事例を元に学べるのが本書。
媒体力の差はあるかもしれないが「本が売れない」と嘆く前に、出版業界の人間にも読んでもらいたい一冊です。
なのでIT志望というよりは、編集・記者志望の人にこそ読んでもらいたい。
とはいえ、「ただの中の人紹介じゃないかよ!」と思う可能性は無きにしもあらず。
なので、あくまで事例集として読むことが肝要。これをただ真似るのは愚策。
そもそも、編集という仕事は所謂「憧れの職業」にも関わらず、 まったく潰しが利かない職業のひとつ。
「編集」という仕事がどのような方針で行われているのか、ヤフートピックスにおける事例を元に学べるのが本書。
媒体力の差はあるかもしれないが「本が売れない」と嘆く前に、出版業界の人間にも読んでもらいたい一冊です。
2016年7月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本にたくさん勇気をもらいました。高い志で運営され、その思いが引き継がれていく。そんなサービスだと思います。
2012年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
わたしは、検索もYahooは使ってないし、ニュースを見るのにYahooトピックスをみることもありません。 もちろん、もともと使っていなかったわけではなく、いまいちあわないから使わなくなったわけで。 新聞記者出身の人が、いまだ自分たちのことを記者と考えて、 国民どもに、読ますべきニュースを選んでやっている。 そんなトーンがにじんでました。 (もちろん、そんな文面で書いていたわけではないですよ) アクセス数が多いものばかり並べると芸能とかスポーツが中心になるから 社会的なものを、あえて選んでいると。
2010年5月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
トピックス編集者が書き起こした新書。
どうやったら、あのプロモーション価値が高い場所に載せることができるのか?を詳しく記述した攻略指南書ではありません。攻略方法を書いたものと思い込んで買うと、期待外れとなります。ジャーナリズム論がメインです。
本書の内容は、報道出身であるが故に、今の新聞、テレビと、ネットニュースのあり方や、トピックスの存在意義を論じたものです。ネットニュースは広告モデルである以上、PVを稼がなければ成立しないため、公共性ある報道としてのバランスが難しい。そんな今を、俯瞰的に論じたものであり、トピックス編集者として、読者には何が必要で、どういう情報を提示しているか、ポイントを示している。この部分が本書のタイトルでもある「ヤフトピの作り方」に関係している。
おすすめは、最後の第5章「トピックスに載るニュース載らないニュース」を読んでいただきたい。企業が行うべきヒントはここにありました。
どうやったら、あのプロモーション価値が高い場所に載せることができるのか?を詳しく記述した攻略指南書ではありません。攻略方法を書いたものと思い込んで買うと、期待外れとなります。ジャーナリズム論がメインです。
本書の内容は、報道出身であるが故に、今の新聞、テレビと、ネットニュースのあり方や、トピックスの存在意義を論じたものです。ネットニュースは広告モデルである以上、PVを稼がなければ成立しないため、公共性ある報道としてのバランスが難しい。そんな今を、俯瞰的に論じたものであり、トピックス編集者として、読者には何が必要で、どういう情報を提示しているか、ポイントを示している。この部分が本書のタイトルでもある「ヤフトピの作り方」に関係している。
おすすめは、最後の第5章「トピックスに載るニュース載らないニュース」を読んでいただきたい。企業が行うべきヒントはここにありました。
2010年8月2日に日本でレビュー済み
ジャーナリズムという言葉に特別な何かを感じる人には、新しい発見を与えてくれる本だと思います。
ヤフートピックスに取り上げられたいと思っている人が読めば、その難しさに絶望するでしょう。
ただ、手の内を理解して巧みに利用すれば、トピックスに取り上げてもらうことは不可能ではないかも知れません。
社内・外の宣伝用途には一切応じない方針を守っていながらも、結果的には宣伝に利用されちゃった事例などが載っています。
“私たちはこうしてニュース報道の公正と品格を守りながらも、
商業主義におもねることはせず、企業価値を高めながら社会のためにがんばってるんだぞ”
うがった見方をすれば、本書にはこの程度の内容しか書いてありません。
しかしそこにはジャーナリズムの課題と未来へのヒントが詰っていると感じました。
ヤフートピックスに取り上げられたいと思っている人が読めば、その難しさに絶望するでしょう。
ただ、手の内を理解して巧みに利用すれば、トピックスに取り上げてもらうことは不可能ではないかも知れません。
社内・外の宣伝用途には一切応じない方針を守っていながらも、結果的には宣伝に利用されちゃった事例などが載っています。
“私たちはこうしてニュース報道の公正と品格を守りながらも、
商業主義におもねることはせず、企業価値を高めながら社会のためにがんばってるんだぞ”
うがった見方をすれば、本書にはこの程度の内容しか書いてありません。
しかしそこにはジャーナリズムの課題と未来へのヒントが詰っていると感じました。
2010年4月30日に日本でレビュー済み
私が興味を持ったのは、ヤフートピックスの編集長だという著者がこの本で語らなかったこと、書くことを逃げたことだ。ヤフーを開くとまず飛び込んでくるヤフートピックスの影響力をどう思い、あるいはどうしようと思っているのか、それがこの本から知ることはできない。見出しを13文字に納める苦労などたいした問題ではない。いちばん聴きたかったのはヤフートピック政治ニュースの「作り方」だ。その選択に編集部の編集意図がよく見えるからである。私の目にそれは、鳩山政権が誕生した瞬間にツイッターに「産経は野党に初めて転落だ。民主党の思うようにはさせないぞ」と書いた編集者が居る右翼マイナー新聞「産経新聞」の政治記事偏重にわかりやすく現れる。まさに「ヤフートピックスって産経トピックス」と聞きたくなる。「時事通信」の偏重もある。時事通信は微妙に民主打撃の記事を書き続ける。朝日新聞の配信はなぜなのか見たことが無い。一番聞きたかったところが書かれていない。ヤフーの影響力はいまや新聞やテレビに並ぶ通信分野での公器と言ってもいいだろう。それがネット右翼勢力に迎合する編集態度をとり続けることはいまや公の場での議論が必要な段階に来ているだろう。
2011年8月28日に日本でレビュー済み
関連サイトに取り上げる基準
・季節ネタ(雪の写真など)/・資料性/・合法性
トピックスに関する知識が広まるか見識が深まるか
社説13字の見出し理由
目を動かさず一目でわかる。要点と具体名から優先。助詞は削るが主語は明確に。目的語と主語を混同させない。略語なら連想語を盛り込む。野村は証券会社か?野球監督か?金メダリストか?連想語があれば2文字でもOK。
略すぎると空目現象が起こる。読み違い。文節の勘違い。パッと見で混同する(英)≠(笑)など言葉の選び方に注意。
ニュースの役割とは、情報の取捨選択/当事者へ確認/歪みを指摘/世論を喚起。
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略すぎると空目現象が起こる。読み違い。文節の勘違い。パッと見で混同する(英)≠(笑)など言葉の選び方に注意。
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