エネルギー・地球温暖化

2010年02月21日

 

三洋電機 太陽電池・充電池・電動ハイブリッド自転車を融合したシステム提案

Keywords:  再生可能エネルギー  交通・モビリティ  企業(製造業) 

 

JFS/solar bicycle parking lot
Copyright 三洋電機株式会社


三洋電機は2009年11月30日、創エネ(太陽電池)・蓄エネ(二次電池)・省エネ(業務用機器等)技術を融合したシステム(スマートエナジーシステム;SES)で、工場や学校、店舗といった施設のCO2排出量やランニングコストの削減を提案する事業を本格的に展開することを発表した。

その一環として2010年春、東京都世田谷区に、太陽電池とリチウムイオン電池を組合わせた「ソーラー駐輪場」と電動ハイブリッド自転車「eneloop bike(エネループバイク)」を納入する。これは駐輪場の屋根に取り付けた太陽電池で発電した電気を蓄電、電動ハイブリッド自転車の電池に充電したり、駐輪場の照明を賄うもので化石燃料を一切使わない独立型のシステム。世田谷区内の京王線 桜上水駅の駐輪場屋根に約46平方メートルの「HIT太陽電池パネル」7.56kwを設置し、全体で40台分の「eneloop bike」の充電と、駐輪場のLED照明の電力として使用される。

「HIT太陽電池パネル」と「リチウムイオン蓄電システム」を組み合わせることで、夜や雨の日でも商用電源を使うことなく、電動ハイブリッド自転車の充電を行うことができる。また「リチウムイオン蓄電システム」にはACコンセントを搭載しており、緊急時には非常用電源として、外部機器への電源供給も可能。同施設は区が運営するレンタサイクルポートの自転車として、区内外の住民に広く活用されるという。

世田谷区に、「ソーラー駐輪場」「eneloop bike」を納入
http://jp.sanyo.com/news/2009/11/30-1.html

登録日時:2010/02/21 06:00:15 AM

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