fitbitがやっと届いたのでレポートする

1年待たされたフィットネスガジェット、Fitbitがついに発売開始
http://jp.techcrunch.com/archives/20090924it-took-a-year-but-fitness-gadget-fitbit-finally-launches/

この記事見たときから気になってしょうがなかったんだけど、こないだようやく入手しますた。fitbit。人気で生産が追いついていないらしく、去年の11月ぐらいに注文してから届くまでに3ヶ月以上かかった。今も注文自体はできるけどback order状態が続いていて、3/31までには発送しますよとのこと。残念ながら米国の住所以外には発送できないので、日本で入手しようと思ったらアメリカ人の知り合いがいない限りは輸入代行業者を使うしかないんだけども、俺は幸いebayで買い物したり色々アレする関係で米国に私書箱を作っていたので、そこから転送した。ちなみに海外私書箱開設のためには大使館か公証役場行って公証というのを受ける必要があり、極めてめんどいゆえあまりオススメできない。

さてfitbitちゃんですが、このページを見れば分かるように、超軽くて小さくてミックミクなカラーリングで、かなりイケてる感じです。付属のリストバンドに取り付けるもよし、ポケットに適当に放り込んでもよしで、無くしちゃうのが心配になるぐらい邪魔にならないし音もしない。フル充電で10日は持つらしい。


このガジェット自体でやれるのは、睡眠パターンの記録と万歩計機能。睡眠パターンはこんな感じに記録されるんだけど、寝てる間の体の動きを解析して、眠りに入った時間と途中で目が覚めた時間とを教えてくれる。どうやってんのか分からんが、なんかすげえ。なにしろ寝てる間のことなのでこれがどれくらい正確なのかは分からんけど、10日分ぐらい見てみた感じだと割と説得力ある。

万歩計機能については実際部屋を動き回って確かめてみたけど、かなり正確。相当なサンプル取ってチューニングしてるらしい。無造作にポケットに放り込んでいても良い感じに記録してくれます。リストバンドだとさらに精度あがる。

この二つのデータについては、上の記事にもあるように、USB接続したベースステーション経由で勝手に同期して勝手にデータをWebに反映させてくれるので、充電器にセットすることすら必要ないのです。すばらしい。


手で入力しなければならないFood LogやActivityなどのフォームも、ユーザビリティ的に見てトップレベルの完成度。こんなふうに、途中まで入力したところで候補を出してくれたりして、毎日記録することが極力ストレスにならないような配慮が随所になされてます。ただ、惜しむらくはというかもう致命的にどうしようもないのが、デフォルトで登録済みの食品は当然ながら向こうの食生活に基づいた食品なりレストランメニューなりだったりするので、日本人が普通食べるようなものは殆ど登録されておらんのです。追加するときは栄養価をちゃんと入力するようになってるので、未登録のものを食うたびに栄養情報調べて新規登録する羽目になりかなーり苦痛。あとどうでもいいけど画像で選択してるのは俺がマニュアルで追加したほっともっとの「のり牛めし」。

電波がらみの法律とかのアレもあるらしく、とりあえず国内で売れたら海外への販売も検討するよーって公式サイトに書いてあったので、日本での発売と日本食対応が待たれるところです。でもまだ生産追いついてない状態だし、海外発送にしても欧州が先だろうなあ。あと生産もそうだけど、Webの機能追加なんかも全然進んでないようなので、ちょっと残念。iPhone対応とかデータ共有機能とか、ビジネスの可能性や実現すると嬉しい機能っていうのはまだまだあると思うんよね。グズグズしてるうちにどっかほかの企業から似たやつがリリースされるかも。レコーディングダイエットだとか、古くはポケットピカチュウが流行ったぐらいだから、こういうの国内で売れば結構ビジネスになるんじゃないかと思ってるけど、俺には金もツテもないので誰かがんばってやってくれ。