Viajando: Choro E Jazz

ショーロ･ファンからも高く評価されるUSのユニット
｢GRUPO FALSO BAIANO」デビュー｡
あのスーパー･マリオのテーマ曲をショーロにアレンジしたトラックもGOOD！

日本人の琴線に触れるブラジルの儚いインスト･サウンド「ショーロ」。無類のショーロ好きからも高く評価されている､USサンフランシスコを拠点とするグループ「GRUPO FALSO BAIANO」のデビュー盤。バンドリン、7弦ガット･ギター、存在感のあるサキソフォン、歯切れの良いバンデイロ&パーカッションで組まれた､ブラジル＆USミュージシャンの混成クアルテートで、伝統のショーロからモダン・ジャズ、そしてノルチ・インストのマナーを質の高いアンサンブルで聞かせるブラジル顔負けの本格派。ブラジル・ショーロ界の重鎮クラリネット奏者パウロ・セルジオ・サントスも賛辞を寄せている程の実力派である。ジャコー･ド･バンドリン、ヴァルヂール・アゼヴェード、パウリーニョ・ダ・ヴィオラ、アミルトン・ヂ・オランダ、エルメート･パスコアル、バーデン・パウエルなどの好カバーに混じり、なんとあのスーパー・マリオ・ブラザーズのテーマをショーロでカバーしたM4まで披露する面白いアイディアも聴きモノ。エルメート一派のアコーディオン奏者JOVINO SANTOS NETO、ショーロに造詣の深いギタリストMIKE MARSHALL、ラテン･パーカションの名手MICHAEL SPIROほかゲストも､彼らの流麗なサウンドを彩る｡